お知らせ

令和3年 年頭御挨拶

2021/01/01

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ume004    御 挨 拶

令和3年1月1日

雄山神社権宮司 前田 逸男

 

 

 

 

 

新年明けましておめでとうございます。

年頭にあたり謹んで皇室の弥栄と国の隆昌、併せて氏子崇敬者の皆様の御健勝をお祈り申し上げます。
昨年11月8日、秋篠宮文仁親王殿下が皇嗣になられたことを内外に広く宣明される皇位継承の儀式「立皇嗣宣明の儀」が厳かに執り行われましたこと、慶賀の至りに存じます。
扨、昨年は新型コロナウイルスが猛威を振るい、東京オリンピックは延期となり、各方面で延期や中止、縮小が相次ぎました。当雄山神社でも、立山頂上峰本社は期間の短縮、祈祷奉仕を取り止めるなどの対応での運営となりました。また、岩峅寺前立社壇におきましても祭典の縮小や中止を余儀なくされました。
人類と疫病との戦いは今まで幾度となく有りましたが、人類は疫病に打ち勝つ術を身に着け、病魔に打ち勝ってきました。医学が発展し、特効薬やワクチンの他、様々な手立てで新型コロナウイルスに打ち勝てる事と信じております。
そして、この越中富山には伝説の霊獣「クタベ」がいると伝えられております。「クタベ」とは、江戸時代末期に霊峰立山で薬種を採取していた人の前に出現した人面獣体で、疫病が流行するとの未来を予言し、その姿を見たものは災厄から逃れられ、「姿を描いて人々に知らせなさい」と伝えたとされています。
まだ、暫くはこのような日々で、ストレスの溜まる窮屈な生活が続くと思われますが、皆様方におかれましては、「三密」を避ける、マスクを着用する、こまめな消毒を行うなど、できる限りの予防を励行戴き、「クタベ」の力も借り、何卒ご自愛戴きますようお願いを申し上げますと共に大神様の御神徳のもと、良き年となります事を衷心より御祈念致します。

 

白鷹とクタベ

 

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