夏越大祓式斎行
2018/06/30
- 祭典
水無月の 夏越の祓いする人は 千歳の命 延ぶというなり
6月30日午後4時 夏越の大祓式を斎行いたしました。
大祓は、7世紀末が創始とされ、人が知らず知らずのうちに犯した罪や穢れを除去し、それによって厄災を避けることを目的とした神事で、かつては朝廷でも行われていた記録が残っています。
また、茅の輪(ちのわ)とは、茅(ちがや)で作った輪のことで、『備後国風土記』の蘇民将来説話にて、須佐之男命が蘇民将来に茅の輪を授け、腰に付けて厄病除けとしたことが記されており、茅の輪神事は、それにあやかり茅の輪をくぐって厄病除けや夏病み除けをする神事として本格的な夏が来る前に斎行されております。