令和2年 年頭御挨拶
2020/01/01
- お知らせ・更新
御 挨 拶
令和2年1月1日
雄山神社権宮司 前田 逸男
新年明けましておめでとうございます。
令和の元号となり初めての正月を迎えるにあたり、謹んで皇室の弥栄と国家の隆昌、併せまして氏子崇敬者の皆様の御健康と御多幸を冀います。
昨年は我が国におきまして御代替わりの特別な年となりました。昨年4月30日、江戸時代光格天皇より202年ぶりとなる御譲位となり、翌5月1日より『令和』を迎え、それに伴う御大礼が行われ、諸儀式が国の重儀として厳粛に行われましたことは大変喜ばしく、記念すべき年となりましたことは皆様方の記憶にも新しい事と存じます。
当雄山神社におきましても、践祚改元奉告祭始め諸神事を恙なく斎行致しましたことを茲に御報告申し上げると共に、御参列戴いた皆様に改めてお礼申し上げる次第であります。
特に10月22日に執り行われました即位礼正殿の儀では、雨が直前でやみ、皇居の空に虹が架かったとの報道がありました。日本国は天照大神様を始め、八百万神に守られており、今も神話の世界を生きているかと思わせるできごとがありました。
そして、昨年は西日本豪雨や記録的な大型台風、北海道胆振東部地震などの天災もあり、被災された皆様方にお見舞いを申し上げますと共に、一日も早い復興をお祈り致します。
悲しい出来事もありますが、やまない雨はないように、前を向き日本国民力を合わせ、これまでの時代から令和の時代、そして次の時代へと繋げられるよう生きていきたいものと考えます。
結びにあたり、令和の時代最初の正月に際し、日本国がこれからも弥益々に栄え、氏子崇敬者の皆様におかれましては御自愛を戴き、大神様の御神徳のもと、良き年になりますことを衷心より御祈念申し上げます。